石澤アナの言葉“歯科の重要性指摘”の啓発活動に評価

NHKラジオ深夜便:石澤アナの言葉“歯科の重要性指摘”の啓発活動に評価

 

全国各地で活発になり、定着している、64日~10日の“歯と口の健康週間”がスタートする。既に地区歯科医師会等で講演・保健指導等のイベント行事が行われている。マスコミとしても関連したメーッセージが報道されているが、高齢者・聴者に評価されている番組「NHKラジオ深夜便」で恒例になっている、石澤典夫アナンサー(明大卒)がアンカーを務た日の終了前の激励メッセージ「今日もまた新しい朝がやってきました、 二度と来ない今日という一日を、どうぞ大切に大事にお過ごしください・・・」と言い慣れた挨拶。さらに、「昨日の夜から今朝にかけて、ご案内は、わたくし石澤典夫でした。長い時間お付き合いいただき、ましてありがとうございました。今日も穏やかな1日でありますように。そして次回また元気でお会いしましょう」が定着した言葉が、いつしか評判を呼ぶようになった。

さらに、“歯科の重要性”を番組聴者に語りかけるように定着するまでなっていた。コロナ時期は特にアンカーを務めた時にも歯科について言及。「感染予防・免疫予防等の効果から、歯みがき・うがいの励行などの口腔ケアは必要・大切です」を一言添えていた。「番組のスポンサーがサンスターであり、順次、歯科医師会の司会を務める機会が増えましたが、でも歯科から本当に学びましたが、大切ですね」と。

 

一方、地域で事例。明大校友会地域支部有志でも話題になるまで浸透している。一人は(公認会計士・孫が小児矯正歯科受診中)が、「乳幼児相手の歯医者は大変だな」する意見を含みながら、素朴な疑問と期待する意見など。小児矯正歯科の難しさ・複雑さ・診療の深さの理解を漠然と示しながらも“口腔ケア”という言葉は承知。「生活習慣病防止で“寝たきりを作らない”という内容で重要視されているらしい」と講釈。こうした地域事情である。歯科医院からは、今年も歯科検診の受診を促されているという。

 

既報の通り2月、慶大薬学部で開催された日本口腔ケア学会では、口腔ケアの重要性、41日には、フレイルに関しての、日本老年医学会、日本老年歯科医学会、日本サルコペニア・フレイルの3学会合同ステートメントが都内で行われた。オーラルフレイルは、全身のフレイルや筋肉減弱(サルコペニア)、低栄養を引き起こすと考えられているため、医科歯科を中心とした多職種連携のさらなる強化により、予防・改善を図りたいようだ。オーラルフレイルの状態が悪化した場合に、口の機能の低下を介して口の機能の障害に至ると説明。

 

担当者は「何気ない生活の会話で、“口腔ケア”が会話になるほど身近になってほしい」と強調。まさに、医師・歯科医師・歯科衛生士は当然ですが、看護師、薬剤師、管理栄養士、介護職専門員など多くの人に理解・協力が必要とされることだが、“歯と口の健康週間”は新時代を迎えている。「地域保健の担当の歯科医師というより、歯科界全体の意識が変化しています」「現場では、地区歯科医師会役員を務めている大学各講座の元講師・元教授が、地域保健担当者として、う蝕・歯周病の説明・予防の説明と簡単な検診をしている姿も新たな光景。

検診来場者・相談者への説明も、全身疾患との関係、栄養、リハビリテーション、スマホ活用方法など時代は様変わり。歯科界も市民・患者対応へのさらなる検討の時期にきている。歯科の社会化・生活の一部化の具体的イメージが展開されている。