2024/08/31
出身大学はどちらですか?
岐阜歯科大学 1980年 卒業です、その後 日本大学松戸歯学部生化学教室研究生2002年日本大学で歯学博士
ドクターになろうと思った動機は何ですか?
私は立石の生まれで、家のすぐ裏には歯医者さんがありました。私は小さい頃から歯が悪かったものですから、よくそちらに通っていたのです。ただ、当時は本当に無精で(苦笑)、結局治療が最後まで終わることはありませんでした。「自分が歯科医師になれば、もっと真剣に治療に取り組むかな」という気持ちが、この道へ進むきっかけの1つになったのではないかと今は捉えています。 実家は葛飾区で衣料品店を数店舗経営していました。私は途中まで家業を継ごうと考えていたんですが、両親が「60になったら仕事をやめる」予定だということで、手に職をと考え、先にお話しした理由から歯科医師を志すようになったのです。
この医院の診療科目を決めた理由は何ですか?
39年前の一般的な課目です。
この土地で開業しようと思った理由は何ですか?
岐阜歯科大学を卒業後、東京へと戻り、『(医)友歯会 ユー歯科』に勤務しました。そちらは箱根、横浜、青山、身延に診療所があり、私は各地の診療所を行ったり来たりする忙しい日々を送りました。当時は本当、あまり休んだという記憶がないですね(笑)。 1985年に『コージ歯科』を開院しました。お花茶屋で開業したのは、両親のお店がこの地にあり、私自身、この場所に馴染みが深かったということがあります。 当院では歯が生えたばかりの小さなお子さんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、幅広い世代の方々が通院されています。今後も地域の方々に信頼していただける歯医者であり続けるよう、精一杯の努力をしてまいりたいと考えています。
先生の得意な分野(治療)は何ですか?
全てといいたいが矯正がまだ勉強中
特にインプラント、審美補綴、セレックによる、ワンディトリートメント、今はしないけどアマルガム充填ですが変わりにレジン充填
若いころは根管治療でした、今は年とともに難しくなっていますが、設備の充実でどうんかしています。
患者さんにどのように貢献したいですか?
開院以来、「破壊者にならない歯科医師を目指す」ということを常に念頭に置いて診療に当たっています。
歯は、削ってしまえば二度と元には戻りません。また、削ることを繰り返していると、やがて神経を失うという事態となりますが、神経をとってしまった歯は、言ってみれば“瓦礫“に過ぎません。栄養も通らず、「ただ、そこにあるだけ」という状態になります。ですから、その上に土台を入れ、何かを被せたとしても、衝撃を受けることで容易に破折したり割れるといったことが起こるのです。 だからこそ、なるべく抜かず、そして削らずといった治療が重要になります。さらにそれを進めて、そもそも虫歯にならない、歯周病にならないための取り組みに当院は重点を置いています
この医院の他にないところを、PRお願いします。
当院ではデジタルパノラマ・X線診断装置を始め、口腔内カメラ、位相差顕微鏡といったインフォームドコンセント用の機材を取り入れて診療にあたっています。中でもデジタルパノラマ・X線診断装置は、インプラント埋入のシュミレーション等、外科的手術においても真価を発揮します。 また、当院では、患者さんに「痛くない」「怖くない」「早く治る」最良の医療を提供出来るよう、炭酸ガスレーザーや『Nd:YAGレーザー』などに代表される各種のレーザー機器を備えてもいます。
このうち、『Nd:YAGレーザー』は、歯周病治療に効果を発揮するもので、一例を申しますと、歯周ポケットにレーザーを照射して殺菌することにより、患部の治りを早くしたり、麻酔をすることなく膿を摘出するといった治療が可能です。 今後も、患者さんに優しい治療を提供すべく、最新の技術や設備を随時取り入れていきたいと考えています。
それと虫歯の予防からインプラントまで、患者さまのお気持ちに寄り添い、負担を抑えた治療を提供します。
当院は、患者さまにご負担をかけない取り組みをしており、さまざまな機器を活用することで、なるべく痛みを軽減した治療に努めています。例えば虫歯予防、もしくは歯周病の治療では、歯科用レーザーを使って、痛みを抑えた治療をしています。 また、被せ物や詰め物は当院での作成が可能なため、短期間で患者様に提供することも可能です。 インプラント治療ではガイデッドサージェリーを活用し、コストを抑えるなども、心がけています。
また患者さまの中には「歯科医院は怖い」「歯科治療は痛い」と感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。そのようなイメージでは、歯科医院に定期的に足を運ぶことは難しいと思います。しかし、お口の中の問題は放置していても良くなることは基本的にありません。定期的に歯科医院でお口の状態を確認し、治療を受けることが大切です。 そのため、私は皆さまが緊張せず、気軽に通えるような歯科医院を目指して、日々の診療に取り組んでいます。表面麻酔や電動注射器などを使用し、痛みの少ない治療を提供できるようにしたり、少ない回数で治療を終えられるようにセラミック治療システムを導入したりしています。 お口の問題でお悩みの方はお気軽にご相談ください。皆さまにとってより良い治療を提供し、末永く健康を維持していただくためのお手伝いをいたします。患者さまに、いつまでも素敵な笑顔で毎日を送っていただくことが当院の願いです。
スタッフさんに対しての想いを語って下さい。
これからはデジタルの時代なんで、よりいっそう頑張って楽しく仕事して下さい。
今後、どういう風に医院をしていきたいですか?
およそ40年前のことですが、北欧のスウェーデンでは、学校に歯科衛生士が常駐し、児童・生徒に対して、定められた周期でフッ素塗布やPMTCをおこなっていると聞いたことがあります。ゆえに、スウェーデンでは大人で差し歯の人をほとんど見かけないらしいのです。 ここまでの体制は望めませんが、日本でもフッ素塗布に関する意識は以前に比べて高まってきたように感じています。実際、私の娘も、それから娘の同級生にも小さい頃からフッ素塗布をおこなっていたところ、今になっても、ほとんど虫歯がないという結果になっています。 また、フッ素塗布やPMTCは、子供だけに有効なわけではありません。人は年をとってくると、しだいに歯ぐきが下がっていき、歯の根っこが露出するようになってきます。この部分は象牙質であり、虫歯の進行も早いのですが、それもフッ素で磨くことによって防ぐことが可能です。このようなことから予防に頑張りたいのと、デジタル化をめざしています。
院長からのメッセージ
私達の仕事は進歩していく仕事ですので、向上心をもたなければなりません。休日にも講習会へ行き、診療後も歯科医師会も講習会等で新しい技術の研鑽をしています。最新治療を取り入れることでさらに患者さんへ還元いたします。
患者さんを診るにあたっては、「時間」というものにとりわけ気を配っています。何時何分にご予約をいただいたなら、出来る限りお待たせすることなく治療を開始し、予定通りに終了する、といった風にです。患者さんは忙しい時間を割いて治療にいらっしゃってるわけですので、出来る限り、この原則を守っていきたいと考えています。 歯に関して思い悩むことがあれば、何でもご相談にいらしてみてください。地域の皆様のお口の健康を守るべく、私に出来ることを精一杯やらせていただきたいと思っています。
削らない歯科治療を目指し、
納得のできる治療を心がけています。